オセロ


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オセロ

 
 
  オセロ、これも皆さんご存知のゲームでしょう。
 
  多くの方は一度や二度はプレイしたことがあるかと思います。
 
  わたしも小学生のときに初めてプレイしました。オセロも将棋も理由は忘れましたが、両方とも学校でルールを覚えた記憶があります。
 
  そうして、それなりにハマって親に盤と駒のセットを買ってもらうんですが、スグに飽きて続かないんですよ。大概……
 
 
  オセロは日本の水戸で誕生したゲームです。世界的にはリバーシと言われていますが、厳密には異なるものです。
 
  内容的には大変似ているところがありますが、リバーシは起源を19世紀のイギリスとしています。オセロは戦後に長谷川五郎氏が考案しました。
 
  囲碁は覚えるのが難しいので、それに代わる覚えやすいゲームをというコンセプトのようです。
 
  したがってリバーシでは駒を「置く」といいますが、オセロでは駒を「打つ」というように囲碁に準じています。
 
 
  名称の由来は、シェイクスピアの戯曲「オセロ」からで、美しき白人の妻デズデモーナ(白石)を持つ黒人将軍オセロ(黒石)が緑の平原(緑の盤)で勇敢に戦う波瀾万丈の物語ですが、それはオセロゲーム(黒石、白石、緑の盤、波瀾万丈の内容)そのものといえますね。
 
  このネーミングは父親であり英文学者でもある長谷川四郎氏によるものです。
 
 
  具体的なルールは以下の通りです。
 
  8×8の升目で構成された盤面を用います。石は両面が白と黒になっており、黒のプレイヤーは黒い面で、白のプレイヤーは白い面で石を打ちます。
 
  まず中央の4升に白と黒の石をそれぞれ2個ずつ互い違いに置き、黒が先手となります。石を打つとき、縦・横・ななめ方向に相手色の石を自色で挟むと、挟まれた石を自色に返すことができます。
 
  石を打つときは、1枚でも返せる升にしか打てません。打てる升がない場合はパスとなり、パスの回数に制限はありませんが、打つ場所が両者ともなくなった時点でゲーム終了となります。
 
 
  囲碁半年、将棋3ヶ月、麻雀2週間、オセロ5分という言葉があるそうです。
 
 これはゲームのルールを覚えてから、その人が自分の力でゲームを楽しんでプレイできるまでの平均時間を指します。
 
  オセロは他のゲームと比べても、その時間が驚くくらいに短いゲームです。したがって、誰にでも親しみやすく、かつ、上達の早いゲームと言えます。
 
  現在では、日本オセロ連盟は言うに及ばず、世界オセロ連盟も設立されていて、オセロというゲームの認知度は世界レベルで広まっています。
 
  比較的に世界での認知度の高い囲碁よりも広く世界に普及されており、チェスに次ぐ競技人口の多いゲームとされています。
 
 世界オセロ連盟主催、各国持ち廻りで毎年秋に開催される世界オセロ選手権大会(個人、団体)は、世界オセロファン注目の的となっています。
 
  最近では、中国にも普及の活動を展開、訪問し、各地で大歓迎を受けており、これから益々オセロは世界に広まっていくゲームと考えられています。
 
 
  わたしは以前、オセロの入門・定石本といった類の本を少し読みかじったことがあるんですが、その際にこんな記述があったのが印象に残っています。
 
  「オセロ盤のマスを6×6にした場合は15対21で後手必勝の手順が解明されている。」
 
  どうです? ちょっとした衝撃だと思いませんか?
 
  だってこうなれば、これはもうゲームとして成り立たないわけですからね。
 
  しかし、わたしたちの知っているゲームの中にはこういった結果がわかってしまっているゲームも幾つか既に存在しています。
 
  スグに思い浮かぶのは3目並べ(○×ゲーム)です。これは手順を間違えなければ必ず引き分けになります。
 
  また、5目並べでは先手必勝、はさみ将棋なら後手必勝となることが既に解明されています。
 
  このようなゲームのことを「二人零和有限確定完全情報ゲーム」(ふたり れいわ ゆうげん かくてい かんぜんじょうほう ゲーム) と呼びます。
 
  これに分類されるゲームの特徴は、理論上は完全な先読みが可能であり、双方のプレイヤーが最善手を打てば、必ず先手必勝か後手必勝か引き分けかが決まるという点です。
 
  無論、実際には完全な先読みを人間が行う事は困難であるため、ゲームとして成立するのですが……
 
  実際には、囲碁・将棋・チェス等もこれに分類されるのです。ということは、必ず必勝法が存在しており、いつの日かにはゲームとして成立しなくなる日が来ます。(あくまで理論上でのお話です)
 
  そんな日がきたら寂しいに決まってますが、ゲームの本質を考えると、プレイヤーが日々上達すべく研鑽することは、その必勝法を解明するという行為に繋がって行くわけです。少しだけヒニクな感じがしますね。(微笑)
 
  ちなみに「二人零和有限確定完全情報ゲーム」とは以下のように分解できます。
 
  ・二人: 3 人以上のプレーヤーの対戦では、誰にとって不利な行動をとれば、それが自分にとって最も有利な行動となるのか確定できません。すなわち、完全な先読みができないということです。
 
  ・零和: 二人の得点の合計が0になる、つまり相手にとっての損がそのまま自分にとっての得になるという特徴です。
 
  ・有限: いつかは終わるゲームであること。将棋も千日手を禁止しているため有限のゲームとなります。
 
  ・確定: 偶然の要素が入り込まないことです。
 
  ・完全情報: 相手に自分の手を隠さないことです。
 
  二人零和有限確定完全情報ゲームの先読みは人工知能の分野で早くから研究されてきました。ミニマックス法を改良したα-β法を基本とするアルゴリズムが主流となります。
 
 このサイトには、リンク集☆オセロ☆もご用意していますので興味のある方はぜひそちらもご覧下さい。
 
 
 
 
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